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天使の卵
僕はあなたを、全力で愛しました。
『天使の卵』の作品情報詳細
公開日:2006年10月21日
製作国/製作年:日本/2006年
配給会社:松竹
ジャンル:【ラブ・ストーリー】
オフィシャルサイト:http://www.tentama.jp/
Copyright (c)「天使の卵」フィルムパートナーズ
『天使の卵』の解説
村山由佳の同名ベストセラーを「非・バランス」「ごめん」の冨樫森監督が映画化した恋愛ドラマ。主演は「チェケラッチョ!!」の市原隼人と「UDON」の小西真奈美、共演に「シュガー&スパイス 風味絶佳」の沢尻エリカ。 美大を目指して浪人中の一本槍歩太は一足先に大学生となった斉藤夏姫と恋人同士。しかしある日、満員電車の中で出会った年上の女性に一目惚れしてしまう。以来、その女性のことが忘れられずにいた歩太だったが、思わぬかたちで再会する。精神を病んで入院している歩太の父・直規の新たな担当医として彼女が現れたのだ。彼女の名は、五堂春妃、なんと夏姫の姉だった。次第に春妃への秘めたる想いを抑えきれなくなる歩太。しかし、春妃には、ピュアで一途な歩太の気持ちを受け止めることができないある理由があった…。
『天使の卵』のスタッフ・キャスト
監督:冨樫森
原作:村山由佳 『天使の卵 エンジェルス・エッグ』(集英社文庫刊)
脚本:今井雅子
出演:市原隼人(一本槍歩太)、小西真奈美(五堂春妃)、沢尻エリカ(斉藤夏姫)、戸田恵子(一本槍幸恵)、北村想(一本槍直規)、鈴木一真(長谷川)、三浦友和(渋沢)
『天使の卵』のネタバレ映画レビュー
市原隼人の感情表現が語気の強弱に頼っている感は否めないにしても一目惚れして真っ直ぐに突き進む歩太の純粋さと春妃に対する優しさを目で上手く表現するところは天性のものを感じました。
また、歩太の純粋さと男らしさに次第に惹かれてゆくが、辛い過去や、妹夏姫の恋人だということがブレーキとなって揺れ動く春妃の繊細な気持ちを好演した小西真奈美も天晴れです。
二人の感情が「静」と「動」の間を行き来するバランスも絶妙でしたし、彼女の輝きや微妙な表情の変化を追いかけるカメラワーク、京都の秋の映像も素晴らしかったと思います。
春妃の部屋で歩太が料理を作って励ますシーンは私の気持ちを温かくしてくれましたし、歩太のデッサンを現在進行形で流したシーンは、何もない所から大切なものが生まれてくるような荘厳さを感じさせてくれましたので心地よかったです。
春妃が五堂を亡くした時の絶望の淵から1人で立ち上がり、精神科医として生きていく希望を見出した挙句、歩太の父を死なせてしまったと思い込み再び絶望のどん底に落ちてしまう、そんな彼女を歩太が、「一生俺が守るから…」と支える姿が印象深い作品です。
「自分なんかが幸せになっていいの?」そう悩みながらも、お腹に宿った天使の為に編んだ毛糸の靴下から「天使の卵」が出てきたのには感動しました。
おそらく人生で最高の幸せな時期に微笑みながら息をひきとった春妃の顔は、愛を全身で感じている幸せな女性の表情だったのでしょう。
小説を映画化した作品ですから、あらすじになってしまっている点もありますが、私は観たあと素敵な気分になれました。
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