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ファイナル・カット/THE FINAL CUT
ゆがめられた記憶──それはいったい誰の人生なのか…
『ファイナル・カット』の作品情報詳細
公開日:2005年12月23日
製作国/製作年:アメリカ/2004年
配給会社:ギャガ・コミュニケーションズ
ジャンル:【スリラー/サスペンス】
オフィシャルサイト:http://www.finalcut-movie.jp/index2.html
『ファイナル・カット』の解説
人の一生の記憶が脳に埋め込まれた小さなチップに記録されている近未来の世界を舞台に描くSFスリラー。チップを基に故人のメモリアル映像を製作する編集者が不可解な出来事に遭遇、真相を究明しようと調査を始めるが…。主演はロビン・ウィリアムズ、共演にミラ・ソルヴィノ、ジム・カヴィーゼル。監督は新鋭オマー・ナイーム。 人々が“ゾーイ”と呼ばれるマイクロ・チップを脳に移植し、全人生の記憶をそこに記録している社会。死後、ゾーイ・チップは編集者によって再構成され、追悼上映用の美しい記憶を留めた映像として甦る。ある日、一流のゾーイ・チップ編集者、アラン・ハックマンのもとに、ゾーイ・チップを扱う大企業アイテック社の弁護士チャールス・バニスターの未亡人から編集の依頼が舞い込む。ところがそのチップには、アランの心に深い傷となって残っている幼い頃の記憶に関わる驚くべき映像が映っていた。
『ファイナル・カット』のスタッフ・キャスト
監督:オマール・ナイム
製作:ニック・ウェクスラー
製作総指揮:「マイケル・バーンズ」「マーク・バタン」「ガイモン・キャサディ」「マルコ・メーリッツ」「マイケル・オホーヴェン」「ナンシー・パロイアン」「マイケル・パセオネック」
脚本:オマール・ナイム
撮影:タク・フジモト
編集:「デデ・アレン」「ロバート・ブレイキー」
音楽:ブライアン・タイラー
出演:ロビン・ウィリアムズ(アラン・ハックマン)、ミラ・ソルヴィノ(ディライラ)、ジム・カヴィーゼル(フレッチャー)、ミミ・カジク(テルマ)、ステファニー・ロマノフ(ジェニファー)、トム・ビショップス(ハッサン)、ブレンダン・フレッチャー(マイケル)、ヴィンセント・ゲイル(サイモン)、ジュヌヴィエーヴ・ビークナー(イザベル)
『ファイナル・カット』のネタバレ映画レビュー
本作はオマール監督が大学の卒業制作でドキュメンタリー映画を
編集していたとき「ドキュメンタリーの客観性は誤った神話だ」
と「発見」したことがアイデアのもとになったそうです。
人の一生の記憶が脳に埋め込まれた小さなチップに記録されて
葬儀の時に近親者でメモリアル上映会を催すというアイデアは
非常に面白いと思いました。その映像制作編集者を演じる主演
のロビン・ウィリアムズはユニーク且つ哀愁を帯びざるを得な
い役柄を充分こなしていました。しかし近未来の設定のはずが
現代を想像させるところなどは低予算が響いている気がします。
現実と未来との中間らしきものを感じられれば問題なく「記憶
と記録とは本質的に異なる」という哲学的テーマを楽しめると
思います。
人間の人生を見ることのできる編集者の立場は、葛藤や苦悩と
隣り合わせのようです。 アラン(ロビン・ウィリアムズ)の
「自分の人生はめっきり」という台詞で垣間見られます。
細かい設定を気にしないで登場人物に感情移入して観れば非常
に面白い作品だと思います。
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